ヨル

(イ・ヨルー)

李 烈雨 全戦績
1985 7/13 梁 東弼 ○判定4R
12/5 崔 努里 ○判定4R
12/8 李 尚崚 ○判定4R
12/10 朴 鍾和 ○KO4R
1986 6/28 金 振鉉 ○KO5R
7/27 金 燿華 ○KO2R
8/30 金 成圭 ○判定8R
11/1 崔 競洙 ○判定8R
1987 1/18 乾 相鉉 ○判定8R
4/19 ロミー・ナバレッテ ○KO7R
6/28 フリオ・グディノ ○判定10R
11/14 アヌルホ・メレンシオン ○KO4R
12/13 アマド・ウルスア ○KO5R
1988 3/20 金 徳鉉 ○KO7R
5/29 ミゲール・メルセデス ●判定10R
10/9 蔡 憲國 ○KO3R
12/20 ロジャー・デ・ラマ ○KO4R
1989 3/19 ヘルマン。トーレス ○KO9R WBC世界Jフライ級タイトル獲得
6/25 ウンベルト・ゴンザレス ●判定12R 同タイトル失う
11/25 金 容江 ○判定10R
1990 3/10 ヘスス・ロハス ○判定12R WBA世界フライ級タイトル獲得
7/29 レパード玉熊 ●TKO10R 同タイトル失う
1989.11/25 李 烈雨 vs 金 容江
「金容江に負けたような奴に、どうしたら俺が負けるっていうんだい?序盤にKOで俺が勝つ!」

これは、ヘスス・ロハスに勝ち、Jrフライ級に続き、フライ級の世界王座も手にした李烈雨が、
初防衛戦に日本のレパード玉熊の挑戦を受ける事が決っての、インタビューでのコメントである。

1989年11月25日・・・李烈雨はWBC Jrフライ級王座、金容江はWBCフライ級の王座を
それぞれ追われた者同士によるサバイバル・マッチが行なわれ、李烈雨が勝利した。

ようするに「俺が負かした相手に負けた奴が、俺に勝てるわけないだろ」ということのようだが、
いざ、蓋を開けてみると、今まで一度も倒れた事のなかった男が、挑戦者の細かい連打をしこたま浴び、
リングの底へと沈んで行った。そして再びリングに立つ事はなかった。

(その後、金容江は再び世界王座に君臨することになり、防衛も2度果たす)